SDK TERM MiRZA SDK利用規約

株式会社NTTコノキュー(以下「当社」といいます。)は、この「MiRZA SDK利用規約」(以下「本規約」といいます。)を定め、これにより「MiRZA SDK」(以下「本SDK」といいます。)を提供します。

規約の適用

本規約は、本SDKの利用に関する当社との間の一切の関係に適用されます。本規約の内容に同意しない場合、本SDKを利用することはできません。

用語の定義

本規約において、次の各号に掲げる用語の意味は、当該各号に定めるとおりとします。

  1. 利用契約:当社から本SDKの提供を受けるために締結される本規約に基づく契約をいいます。

  2. 契約者:当社との間で利用契約を締結した者をいいます。

  3. 本SDK情報サイト:本SDKに関する情報を掲載した当社のインターネットウェブサイト<https://www.devices.nttqonoq.com/developer>(当該URL配下のインターネットウェブサイトを含み、当社がそのURLを変更した場合は、変更後のURLとします。)をいいます。なお、本規約において本SDK情報サイト上に定めることとしている条件については、本SDK情報サイト上の定め(本SDK情報サイト上の定めが変更された場合は変更後のものとします。)も本規約の一部を構成し、本規約の内容に含まれるものとします。

  4. MiRZA:当社が販売するグラス型デバイスMiRZA (XRD-T01)をいいます。

  5. 連携ライブラリ:株式会社NTTコノキューデバイスが提供する、MiRZAアプリと連携してMiRZAの情報を取得することができるライブラリをいいます。連携ライブラリは、第三者が提供するソフトウェア(以下「第三者ソフトウェア」といいます。)の1つです。

  6. MiRZAアプリ:MiRZAの機能を利用するために当社が提供するアプリケーション<https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nttqonoq.devices.android.mirzahome>をいいます。

  7. SDK利用アプリ:契約者が本SDKを利用して、開発したアプリケーションをいいます。

本SDKの機能等

  1. 本SDKは、次の各号に掲げる機能(以下「本機能」といいます。)を提供するソフトウェア開発キットであり、その詳細は本SDK情報サイト上に定めるとおりとします。

    • Unityのパッケージとしてインポートすることで、次の機能を有するSDK利用アプリケーションの開発を行う機能。ただし、機能によっては、連携ライブラリをSDK利用アプリに組み込む必要があります。

      • MiRZAに接続されたスマートフォン上で起動し、MiRZAで操作できる機能

      • MiRZAアプリとの連携機能

      • MiRZA上の情報の取得機能

  2. 当社は、本SDKについて、契約者の特定の利用目的への適合性、利用結果の完全性、有用性、的確性、信頼性、即時性等について何ら保証するものではなく、これらに関連して契約者に生じた損害について責任を負いません。

利用契約の成立

利用契約は、本SDK情報サイト上から本SDKをダウンロード、複製、Unityへのインポートその他利用をされた時点で、その行為を行った者、又はその者が法人を代理するときはその法人と当社との間に成立し、その効力を生じるものとします。なお、未成年者が当社との間で利用契約を成立するにあたっては、法定代理人(親権者または未成年後見人)の事前の同意を得るものとし、当社は、未成年者が本SDK情報サイト上から本SDKをダウンロード、複製、Unityへのインポートその他利用をされた時点で、法定代理人の同意を得ているものとみなします。

知的財産権等

  1. 本SDKに係る著作権等の知的財産権その他一切の権利は、当社または第三者に帰属します。利用契約の締結は、契約者に対してこれらに関する何らの権利を移転するものではなく、契約者は、利用契約に基づく本機能の利用に必要な範囲に限って、本SDKを利用することができるものとします。

  2. 契約者は、SDK利用アプリが第三者の著作権等の知的財産権その他の権利または利益を侵害するものではないことを当社に対し保証するものとします。

禁止事項および遵守事項

  1. 契約者は、本SDKの利用(SDK利用アプリの開発、配布を含みます)にあたって次の各号に該当する行為を行ってはならないものとします。

    1. 当社若しくは第三者の著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の知的財産権、プライバシーその他の権利若しくは利益を侵害する行為、またはそれらのおそれのある行為

    2. 公序良俗に反する行為若しくは公序良俗に反する情報を第三者に提供する行為、またはそれらのおそれのある行為

    3. 犯罪的行為、犯罪的行為に結びつく行為若しくは法令に違反する行為、またはそれらのおそれのある行為

    4. 事実に反する情報またはそのおそれのある情報を提供する行為

    5. 当社若しくは第三者の名誉若しくは信用を毀損する行為、またはそれらのおそれのある行為

    6. MiRZAアプリ又は当社の設備に対して過度な負担を与える行為、当社による本SDKの提供を不能にする行為、その他当社による本SDKの提供に支障を与え、若しくはその運営を妨げる行為、またはそれらのおそれのある行為

    7. 本SDK又はSDK利用アプリに、コンピュータウイルス等有害なプログラムを取り込む行為

    8. 本SDKについて、複製(ただしSDK利用アプリの配布を除きます。)、公衆送信(自動公衆送信の場合にあっては、送信可能化を含みます。)、伝達、譲渡、貸与、変形、翻案等の利用を行うなど、本SDKを第5条(知的財産権等)に定める範囲を超えて利用し、または利用する行為

    9. 本SDKについて、改変若しくは改ざんを行い、または逆コンパイル、逆アセンブル等のリバースエンジニアリング(主に、内容を解析して、人間が読み取り可能な形に変換することを指します。)を行う行為

    10. 本SDKに付されている著作権表示その他の権利表示を除去し、または変更する行為

    11. 当社の定める手順に反する方法で本SDKをダウンロードし、利用する行為

    12. 本契約上の条件に反する目的又は方法により、本SDKを利用する行為

    13. その他当社が不適切と判断する行為

  2. 本SDKには、オープンソースソフトウェアを含む第三者ソフトウェアが含まれる場合があります。契約者は、SDK利用アプリ上で利用される第三者ソフトウェアのライセンスに適用される条項を遵守する責任を負います。契約者は、本SDK情報サイト上に記載または当社若しくは当該第三者ソフトウェアの提供者により提示される義務又は通知事項を遵守するものとします。

  3. SDK利用アプリに第三者ソフトウェアを利用しようとする場合、契約者は、以下に同意するものとします。

    1. コピーレフト等、第三者ソフトウェアに関する規定により、本SDK又は本SDKが出力するソースコードを公開する義務が生じる可能性のある第三者ソフトウェアを利用しないこと

    2. 第三者ソフトウェアに適用されるライセンス条件およびポリシーを遵守する全責任を負うこと(前項の、本SDKに含まれる第三者ソフトウェアを含みます。)

第三者との紛争

  1. 本SDKの利用(SDK利用アプリの開発、配布を含みます)に関して、契約者と第三者との間で紛争等が発生した場合、当社は当該紛争等の解決義務を負わないものとし、契約者は契約者自身の費用と責任で当該紛争等を解決するものとする。また、当社が任意に当該紛争等の解決努力をした場合でも、解決義務および継続的な解決努力義務を負うものではありません。

  2. 前項の紛争および契約者が本規約に違反したことにより、当社が損害(対応に要した弁護士費用等を含みます)を被った場合、契約者は当社に対して当該損害を賠償し、当社が支出した一切の費用(合理的な範囲の弁護士費用等を含みます)を補償するものとします。

利用料

本SDKの利用料は無料ですが、本SDKの利用(本SDKのダウンロードおよびバージョンアップを含みますが、これらに限られません。)に伴い、契約者またはSDK利用アプリの利用者に別途通信料が生じる場合があります。

パーソナルデータの取扱い

当社は、お客様のパーソナルデータの取扱いについて、別途「株式会社NTTコノキュー プライバシーポリシー<https://www.nttqonoq.com/privacy/>」において公表します。

本機能の変更・追加・廃止

  1. 当社は、当社の都合によりいつでも、本機能の全部または一部を変更し、追加し、または廃止することができるものとします。

  2. 当社は、第(1)項により本機能の全部または一部を変更し、追加し、または廃止した場合において、契約者に損害が生じたとしても、責任を負いません。

契約者による利用契約の解約

契約者が本SDKの利用を希望しない場合は、自己の占有または管理下にある全ての本SDKを再生不能な形で消去し、かつSDK利用アプリの提供を終了(本SDKを利用せずに契約者が創作した著作物による、SDK利用アプリに対するバージョンアップ提供を含みます。)することにより、利用契約を解約することができます。

当社が行う利用契約の解除・終了

  1. 当社は、契約者が本規約の定めのいずれかに違反したときは、契約者に対する事前の催告を行うことなく、利用契約を直ちに解除することができるものとします。

  2. 当社は、当社の都合により、本SDKの配布を終了し、かつ、すべての契約者との利用契約を終了することができるものとします。本項により利用契約を終了するときは、当社は、あらかじめその旨を本SDK情報サイト上に掲載する方法又はその他の方法により周知するものとします。

利用契約終了時の措置等

  1. 利用契約が終了した場合、契約者は本SDKを利用することはできません。この場合、契約者は、速やかに、自己の占有または管理下にある全ての本SDKを再生不能な方法で消去し、本SDKを利用したSDK利用アプリの提供を終了(本SDKを利用せずに契約者が創作した著作物による、SDK利用アプリに対するバージョンアップ提供を含みます。)するものとします。

  2. 利用契約の終了にかかわらず、第9条(パーソナルデータの取扱い)、第10条(本機能の変更・追加・廃止)第(2)項、本条、第14条(本SDKの契約不適合等)第(2)項、第16条(損害賠償の制限)、第18条(反社会的勢力の排除)第(2)項、第20条(権利の譲渡等)、第21条(合意管轄)及び第22条(準拠法)の定めは、なお有効に存続するものとします。

本SDKの契約不適合等

  1. 当社は、本SDKを現状有姿で提供し、エラー、バグ等の不具合がないこと、本SDKが中断なく稼動すること、本SDKの使用が契約者および第三者に損害を与えないことならびに第三者の知的財産権を侵害していないことその他のいかなる事項についても、明示または黙示を問わず何らの保証も行いません。

  2. 前項に関わらず、当社は、当社の裁量により、本SDKの不具合を修正する場合があります。

本SDKのバージョンアップ等

  1. 第10条(本機能の変更・追加・廃止)または前条第(2)項の場合、本SDK再ダウンロードまたはバージョンアップおよびSDK利用アプリへの取り込み(次項において、総称して「バージョンアップ等」といいます。)が必要となることがあります。

  2. 前項に基づき本SDKのバージョンアップ等を行う場合、当該バージョンアップ等が完了するまでの間、本機能の全部または一部を利用することができないことがあります。

損害賠償の制限

  1. 当社の故意または重大な過失により契約者に損害を与えた場合を除き、当社はその責任を負いません。

  2. 当社が契約者に対して損害賠償責任を負う場合であっても、当社が契約者に対して負う責任の範囲は通常生ずべき直接の損害(逸失利益を除きます。)に限られるものとします。

輸出入関連法規類の遵守

契約者は、本SDKを日本国外に持ち出す場合など、日本国または諸外国の輸出入に関連する法令等(以下「輸出入関連法規類」といいます。)の適用を受ける場合には、当該輸出入関連法規類を遵守するものとします。

反社会的勢力の排除

  1. 契約者は、次の各号のいずれか一にも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを表明し、保証するものとします。

    1. 自ら(法人その他の団体にあっては、自らの役員を含みます。)が、暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等その他これらに準じる者(以下総称して「暴力団員等」といいます。)であること。

    2. 契約者が法人その他の団体の場合にあっては、暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること。

    3. 自ら若しくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に損害を加える目的をもって取引を行うなど、暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること。

    4. 暴力団員等に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること。

    5. 契約者が法人その他の団体の場合にあっては、自らの役員または自らの経営に実質的に関与している者が暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有すること。

  2. 契約者は、自らまたは第三者を利用して次の各号のいずれか一にでも該当する行為を行わないことを保証するものとします。

    1. 暴力的な要求行為

    2. 法的な責任を超えた不当な要求行為

    3. 取引に関して、偽計を用い、または威力を用いて、当社の信用を毀損し、または当社の業務を妨害する行為

    4. その他前各号に準ずる行為

規約の変更

当社は本SDK情報サイト上に掲載する方法によって、次の各号のいずれかに該当する場合は、あらかじめ契約者に周知することにより、本規約を変更することができるものとします。なお、本規約が変更された場合は、変更日以降当該変更後の本規約が適用されます。

  1. 本規約の変更が契約者の一般の利益に適合するとき

  2. 本規約の変更が、利用規約の目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性、変更の内容その他の変更に係る事情に照らして合理的なものであるとき

権利の譲渡等

契約者は、利用契約に基づき当社に対して有する権利または当社に対して負う義務の全部または一部を第三者に譲渡し、承継させ、または担保に供することはできません。

合意管轄

契約者と当社との間で本規約および利用契約に付随または関連して紛争等が生じた場合は、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

準拠法

利用契約の成立、効力、解釈および履行については、日本国法に準拠するものとします。

本規約は2025年3月10日から実施します。

2025年3月10日

株式会社NTTコノキューデバイス
代表取締役社長 堀 清敬
〒100-6150
東京都千代田区永田町2丁目11番1号
山王パークタワー7階